故障診断-1

先号までの説明を踏まえて、実際のシーケンス故障診断を説明します。まず、第8図を見て下さい。

先号の回路が少し複雑になっていますが、シーケンス自体は簡単です。

PB1を押す⇒XR1が励磁される⇒保安リレーAとBが正常⇒XR2が励磁される⇒ランプが点く

です。図中の点灯SWは押している間だけ点灯します。

同様に消灯SWは押している間だけ消灯します。そしてPB1を押した後の点灯回路が第9図です。

もしPB1を押しても点灯しない場合どうしますか?

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