自己保持動作説明(前半)

先号の続きです。第7-1図を見て下さい。

200V電圧の掛かっている部分を赤で表しています。この状態でPB1を押すと第7-2図のようになります。ランプは点灯します。

PB1を押すことによってXR1に200Vが掛かり(コイルが励磁され)、その接点である2つの接点が[CLOSE]になります。そして、PB1は手を放した瞬間[OPEN]に戻ります。その状態が第7-3図です。

PB1が外れても、それと並列のXR1接点によって、XR1コイルは励磁され続けます。これが[自己保持]と言われる由縁です。 この状態でも、[自己保持]回路によってランプは点灯しています。

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実際の回路-3