深夜電力-2
だから原子力発電所の大半が稼働していない今、前述の理由から[夜間の電気代]が安くなるはずないのです。
小泉環境相が諸外国に対し、温室効果ガス削減のために「火力発電所を減らす」とおっしゃりその時「どうやって?」と尋ねられて答えに窮していました。
2009年9月、宇宙人と言われた当時の総理大臣が、 ニューヨークの国連本部で開かれた国連気候変動サミットにおいて演説内で温室効果ガス25%削減を発言し、諸外国から嘲笑交じりの喝采を受けましたよね?「出来るものならやってみろ」と。
その後東北震災-福島第一原発の事故です。
政権が変わったから?原発が使えないから?だから火力?だから 温室効果ガス25%削減 なんて無理?
誤解しないでくださいね。私は原子力発電を称賛しているわけではありません。むしろ厄介な化け物だと思っております。弊社も除染作業に従事していましたから。
でも、原子力がダメ!火力もダメ!でどうするのか?
深夜電力は限界に来ているのでは?と私は考えます。答えの出せない難しい問題ですよね?
今、国を挙げて推進しているのが再生可能エネルギーである[メガソーラー発電]です。弊社にもその事業参画構想があります。しかしこのメガソーラーが未来永劫人畜無害である保証は有りません。我々は1歩先を見て、子孫から借りている「安全な地球」を守らなければなりませんね?