無いのなら作ってしまえ!(前半)
20代後半、自宅の庭に猫の額ほどの家庭菜園を作っておりました。
ホームセンターで、土・砕石・肥料を買ってきて、種から発芽させたトマトやキュウリ等を収穫するのが楽しみでした。
そして8月初旬。嫁が浮かない顔をしているので「どうした?」と尋ねたところ、「盆休みの帰省(1週間程度)の間の水やりどうするの?私残ろうか?」でした。
「そんなん簡単や」と安請け合いをしては見たものの、 今はホームセンター等で、 [散水タイマー]とか簡単に購入できますが、当時は売ってなかったのです。
「無いのなら作ってしまえ!」私は荒ゴミで捨ててあった全自動洗濯機から電磁弁を拝借し、オーディオ用の24時間タイマー(15分毎にON/OFF出来る)とオムロンのタイマー2個を使って「自動水やり器」を製作しました。
構造は単純です。
①朝は6時夕方は21時に15分だけ回路をONにする。
②このタイマーの二次側に15秒と90秒のタイマーを繋ぐ。
③万一、熱せられた水が出たらトマトが傷んでしまうので、15秒間、ホース内の水をブローする。
④ブローが済んだら、90秒間電磁弁を「開」にする。
そして電磁弁の二次側に、等間隔に穴をあけたホースを繋ぎ、自慢の畑に這わせました。
さて、結果はどうなったでしょう?