必ずやる

モーターブレーカって知っていますか?

外見は、配電盤や分電盤で見るブレーカと全く同じです。ではどこが違うか?

一般的なブレーカは定格電流が、15A・20A・30A・50Aというように、キリの良い容量で売られています。

対してモーターブレーカは、6.3Aとか7.1Aと中途半端な定格が表示されています。これは1馬力とか5馬力のモーターを保護するため、専用に作られたブレーカなのです。

ある時、お世話になっている会社のご依頼で、ブロア+ブロアモーターの取り替え工事を賜った時のことです。

ブロアモーター一式取り替え終了後、試運転を行ったのですが、起動間もなくモーターブレーカが作動しました。何回やっても同じでした。

モーターの抵抗値も絶縁抵抗値も正常でした。点検の結果、このモーターブレーカが劣化し、負荷を掛けると作動(トリップ)する事が判明したのです。

しかしモーターブレーカの予備はありません。その日は日曜日だったため、メーカーに取りに行くことも叶いません。

月曜日の朝一番には起動を間に合わせなければならなかったのですが、

さて、どうする⁉️

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