標準化-4

メーカーは商品を世に出すときに、パンフレットを作ります。カタログを作ります。そして、「これが弊社の新型○○のラインナップです。」と誇らしげに説明します。

で、その商品がヒットすると、在庫管理・生産管理・品質管理等、様々な観点から商品を見直し、少しでも利益を上げられるように努力します。これがコスト管理ですね?

約40年前から流行りだした「多品種少ロット」は、コストアップになり、大手企業の下請けは、事実上元請け大企業の倉庫の役割を「タダ」で担わされ、経営を圧迫させられます。

私は段ボール会社に在籍していたとき、それを学びました。

そしてシーケンスが本職になったとき、[標準]の大切さを痛感しました。

会社に戻って課長に直訴!

「うちの○○○(主力商品)も、いやそれだけでなく、急速冷凍庫もトンネルフリーザも、全て単一のプログラムで動かせるようにすべきだと思います。そうすれば…」

「お前の言いたいことは解る。だが、それがそんなに簡単に出来るのなら、儂がやっとるわい!」

これが、尊敬する上司の言葉でした。サラリーマンって大変ですよね?

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