忘れていました

シーケンサの最も大きなメリットを忘れていました。(これも私の主観ですが…)

自動車メーカーが車の制御プログラムを作るとします。 例えばトヨタカローラを作るとしましょう。

一口にカローラと言っても、アクシオ・フィールダー・ランクス・・・とあり、更にはその車種毎にグレードが分かれています。

スタンダードクラスからハイソサイアティーまで、5クラスくらい?そしてハイブリッドか否か?

もしこの制御プログラムをマイコンでなくリレー盤で作るとしたらどうなりますか?

まず、場所をとる。そして、車種毎にプログラムを変える必要が出てきます。

なぜなら、燃費計算機能の無い車に燃費計算用のプログラムを載せても費用が嵩むだけだからです。

マイコン盤(シーケンサ)なら、最高級車用のプログラム・オプション仕様プログラムを全ての車種に組み込み、グレードに応じて不要の入出力(I/Oと言います)を繋がなければ良いだけなのです。

つまりシーケンサには、将来必要になるかも知れないが今は不要?なプログラムを予め組み込んでおくことが、ほぼ同じコストで可能になるのです。

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蛇足です