申し遅れました

私は、神戸市立工業高等専門学校の電気工学科卒です。

卒業後は冷凍空調のエンジニアリング会社に就職しましたが、いきなり先輩に、「お前電気出てるくせにシーケンス読めねえのか!?」でした。

無接点シーケンス(シーケンサ)の勉強はしたのですが、機械的なリレーシーケンスは電気工学科ではなく機械工学科でやっていたのです。

で、冷凍機のシーケンスはリレーシーケンスが主流。私は、先輩に言われたことが悔しくて、「いつか見返してやる!」の一念で、本屋で「シーケンス」の解説書を手に取り、独学で「リレーシーケンス」を覚えました。

勉強していくうちに、「フローチャート?」「ラダー?」「ニーモニック?」という言葉が目につき、それらがプログラムの構成を示している。表記の仕方は違うけれど、同じシーケンスを示している事が解りました。

解ってしまえば、無接点シーケンスと理屈は同じなので、図面の理解が早くなりました。

でも・・・シーケンスってやればやるほど奥が深い。「無接点シーケンス」と「リレーシーケンス」では微妙にプログラムの組み方が違う。

「無接点」では簡単に出来ることが「リレー」では複雑な回路を組まなくてはならない。そんな落とし穴にはまるわけです。