マグネット-3

マグネットコンタクタとミニチュアリレーの違いって、具体的にはどういうことかを説明します。

マグネットコンタクタには主接点が3つと、補助接点が1~3つ付いています。(ミニチュアリレーには有りません)

この補助接点にはa接点とb接点が有りますので、購入するときに間違わないようにしなければなりません。

例えば1a2bと書かれていれば、a接点が1つとb接点が2つ。2a1bであれば 、a接点が2つとb接点が1つ です。

そして主接点は殆どの場合、モータ・コンプレッサ・ヒータ等大容量の3相負荷(動力と言います)が繋がれます。

マグネットコンタクタの代用として制御回路用に開発されたミニチュアリレーですが、今では大容量:コンタクタ、小容量:ミニチュアリレーとして共存出来ています。

そして省スペース用に生まれたミニチュアリレーではありますが、シーケンサ・マイコンの出現により、大量生産の機器では住処が奪われつつあるのが現実です。

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