ANDとOR-2
第3図と第4図を見て下さい。簡単な異常回路です。
A・B・Cいずれかの保安リレーが働くと30EM(故障リレー)が作動する回路です。
まず第3図。A・B・C全て正常でONになる(CLOSE)と30EMが働きます。30EMが働くと[正常]となり、シーケンスが進みます。つまり、A・B・C1つでも異常であれば30EMが働かず、[異常]とみなされます。これが[AND]回路です。
次に第4図。A・B・C全て正常でOFFになる(OPEN)と30EMが働かず、[正常]となり、シーケンスが進みます。そして、1つでも異常であればその回路が(CLOSE)となって30EMが働きます。これは[OR]回路です。
第3図の30EMは働いて正常。第4図の30EMは働いて異常です。
第3図の接点をa接点(normal open)・第4図の接点をb接点(normal close)と言います。そしてこの2つを組み合わせたものをc接点と言います。
a接点のaは[arbite]
b接点のbは[break]
c接点のcは[change]
です。